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    【レビュー】異世界落語

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    異世界×落語のファンタジーライトノベル。
    最近ラノベの世界でやたらと『異世界物』が流行ってるなーと思っていましたが、まさか落語まで登場するとはw

    落語が題材ならば買わねばならぬ!とばかりにさっそく手に取り読んでみましたので感想を記します。



    舞台となるのは剣と魔法の世界・ターミナル。魔族の侵攻により近隣諸国は皆滅亡し、残されたのは光の血筋を受け継ぐと言われている、サイトピア国のみ。
    そんな絶望的状況を打破すべくサイトピア王が下した命は、異世界から救世主を召喚する事。
    「サムライ」「ニンジャ」「リキシ」等、異世界の様々な特殊技能を持つ者の召喚が期待されたが、現れたのは「キモノ」という見慣れない装備をまとった一人の男。
    彼は……「ハナシカ」であった。
    ――そう。これは、一人の噺家が落語で世界を救う物語である。


    もうあらすじだけでも面白いですw
    ですが、読み進めてみるともっと面白いw

    舞台は異世界ですので、もちろんエルフやドワーフなどの異種族が登場します。そして異世界では『ラクゴ』の文化はなく、観る人(?)皆が疑りながらもハナシカの一挙一動に惹かれていきます。


    序盤に時そばの異世界版『クロノ・チンチローネ』を披露するのですが(チンチローネとはそばに似た麺料理のようです)、麺を啜るズズズッという仕草をしたときの異世界の住人の反応が何とも馬鹿馬鹿しいですw

    『ふん。魔法に違いない。エルフのリーダーは内心の動揺を隠し、平静を装った。』

    『ふん。どこかに本物のチンチローネを隠し持っているに違いない。ドワーフのリーダーは内心の動揺を隠し、平静を装った。』

    この真面目な反応が実に面白いですw


    本書は元々「小説家になろう。」という小説投稿サイトに投稿されて人気だったタイトルらしく、読んでみてそれも納得です。

    丁寧な話作りと馬鹿馬鹿しいやり取りが何とも癖になる小説です。


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